本当に安心安全な宅配食はどれ!?
食塩をメジャースプーンで計量したり、食品交換表を見てたんぱく質・カロリーを計算する必要がありません。
スーパーで考えながら食材を選んだり、制限食用の高い食材を買わなくても大丈夫。
宅配食は冷凍便で自宅まで届きます。1食ごとにワントレイになっているので調理なしで加熱するだけ。後片付けは容器を捨てるだけなので食器洗いから開放されます。
健常者のご家族が食べても十分に満足できる、味わい深い献立と仕上がりのお食事です。
腎臓病食事宅配ランキング
腎臓病の食事制限のチェックポイント
- たんぱく質の制限
- 塩分の制限
- 適正なエネルギーの確保
上記のポイントを考慮して食事を作らなけれななりません。
わかりやすくいうと、たんぱく質・塩分・カロリーを計量するということになります。食塩の計量は簡単ですが、たんぱく質やカロリーの計量は、小難しい腎臓病食品交換表を見ながら足し算引き算をすることになります。
腎臓病の患者さんの食事療法基準
たんぱく質
CKDステージ1、2 ・・・・・ 過剰な摂取をしない
CKDステージ3a ・・・・・・ 0.8~1.0g/kg 体重/日
CKDステージ3b、4、5 ・・・ 0.6~0.8g/kg 体重/日
塩分
3g/日以上6g/日未満
摂取エネルギー量(カロリー)
25~35kcal/kg 体重/日
体重は基本的に標準体重(BMI=22)
標準体重=身長(m)×身長(m)×22
(例)身長:168㎝の方の場合:1.68(m)×1.68(m)×22=62.1㎏
62kgの人を30kcal/kgで計算すると1860カロリーです。
糖尿病の食事制限のチェックポイント
- 糖質を抑え血糖値を下げる食事
- エネルギーの過剰摂取にならない食事
- 1日3食、規則正しく食事する
上記のポイントを考慮して食事を作らなけれななりません。栄養のバランスが偏らないように考え、糖分を計算するのはもちろんのこと、カロリーそして合併症にならないためにも塩分も計量して調理する必要があります。
糖尿病も、食塩の計算は容易ですが、糖分・カロリーの計算になると糖尿病専用の食品交換表が手元に必要になってきます。
もっとも重要な点として、1日3食以上、規則正しく食事をして、血糖値スパイクを引き起こさない食べ方が大事になってきます。
なぜ食事制限が必要なの?
腎臓病の方は腎機能が衰えた状態にあります。腎臓の機能には血液を作り、血圧やイオンバランスを調整し、ミネラルを取り込むといったように様々なものがありますが、中でも重要なのは不要物や老廃物を身体の外へと出す働きです。この機能がなければ毒素が体内に滞留し、体調を崩します。
腎臓は、摂り過ぎた塩分を排出して血圧を正常に保ったり、余分なたんぱく質を出してエネルギーの老廃物を減らします。
腎臓の機能が低下すると、食材に含まれている毒の部分を体内で仕分けして排出することができなくなるので、食事をする時に仕分け(食事制限)する必要に迫られます。
糖尿病の場合は、やはり血糖値の急激な上昇・下降を抑える必要があります。
血糖値の急激な上昇・下降(血糖値スパイク)が起こることによって、糖尿病のみならず糖尿病性腎症や、高血圧との合併症・突然死・がん・認知症を招くリスクも高まります。
そういったことからも、腎臓病・糖尿病だけでなく生活習慣病と言われる疾病には、必ず食事療法・食事制限が重要になってきます。
食事制限の手間ひまを軽減するために
もともと腎臓が行ってくれていた分別を、自分で判断して実行しなければならないのですから、かなりの手間ひまが生じます。
「1食だけ」「数日だけ」我慢すればいいというものではありませんから、スリムになればそこで終わっていいダイエットよりも負担が大きいのは明らかでしょう。
そうした負担を軽くしてくれるのが、腎臓病食の宅配サービスです。
では、具体的にどのような利点があるのでしょうか。順に確認していきましょう。
プロによる栄養バランスの調整
腎臓病食でもっとも重要なのが、含まれている栄養のバランスです。塩分にせよたんぱく質にせよ、摂り過ぎが身体の害になるからといって、不足するのもまた健康を害してしまうためです。
たとえば塩分なら腎臓病初期の段階で1日当たり3g以上6g未満、たんぱく質なら標準体重1kgあたり1.3g以下というように、どれだけの量を摂取すべきか、というのは数値で厳密に表されています。
宅配サービスによる腎臓病食の場合、管理栄養士というプロが栄養バランスを1食1食調整し、安心してお召し上がりいただけます。
管理栄養士とは?
管理栄養士とは、健康な生活を送り、また生活習慣病を予防するための栄養指導をする専門家であり、厚生労働大臣の認定する国家資格です。
栄養士の上位の資格に当たり、医学的観点をも含めた栄養指導を可能とするのが特徴といえます。
栄養士養成校ないし管理栄養士養成施設を卒業し、1~3年の実務経験を積んだ上でようやく受験資格が得られ、合格率は4割未満という難関資格です。
豊富なメニューのラインナップ
宅配食といっても、いつも同じメニューだったり、多少種類があったとしても週替わり程度だったりすれば、すぐに飽きが来てしまうでしょう。
世の中には数多くの食事があるのに、代わり映えのしないメニューを食べなければならない。そう思えば、ストレスになってしまいます。
ところが、腎臓病食は「続ける」ことが何よりも大事です。ゴールのない長距離マラソンのようなものですから、食事のたびにストレスを抱えていては仕方がありません。
そこで腎臓病食の宅配サービスでは、食材や栄養の制限を前提として、その中でも可能な限りの豊富なメニューを取り揃えています。和食、洋食、中華といろいろなジャンルのメニューがあって、楽しく食べられることでしょう。
もちろん、アレルギー対策なども考慮されており、予め連絡すればメニューの差し替えも対応してくれます。
飽きさせないことこそが、継続のコツなのです。
宅配サービスだから食事も楽々
腎臓病食の販売サービスにとどまらず、それを宅配してくれるというところもポイントです。
なぜなら、栄養バランスが1日3食を前提として組まれている腎臓病食は「たまたま用意できなかったし、別のもので間に合わせよう」というわけにはいかないものだからです。
宅配サービスの良いところは、買い忘れや準備のし忘れという心配が要らない点にあります。
特に腎臓病食の場合、ありあわせの食材や調味料で適当に作るのでは対応できません。買い物や調理にも相応の時間や労力が掛かります。
そのため宅配サービスは、単に食事を買いに行く時間が節約できるという以上のメリットをもたらしてくれるのです。
便利なサービスは値段も高い?
腎臓病食の宅配サービスが腎臓病やその予備軍の方にとって便利だとしても、値段が1食当たり数千円もするような高額なものであれば、利用も難しいでしょう。
しかし、食事制限で何より大切なのは、継続することです。
そのために考慮されているのは、食事の栄養バランスやメニュー、味付けだけではありません。
気になるお値段は
宅配サービスの会社によっても異なりますが、一例として、ある会社では、たんぱく質と塩分を制限したお弁当が7食につき税込み5,184円、塩分のみを制限したお弁当は7食につき税込み4,860円で提供されています。
これを1食当たりに換算すると、たんぱく質・塩分制限の食事は税込み740円、塩分制限の食事は税込み694円となり、外食する場合と比べても高くないどころか、若干安いくらいとなります。
宅配サービスということで送料も気になりますが、これも初回無料サービスやクレジットカード払い対応などがあり、お支払いもしやすいようになっています。
続けるためには、無理な値段設定では困ります。
腎臓病のための宅配食は、その点も踏まえてリーズナブルな価格とされているのです。
衛生管理も万全
食事は口に入るものですから、衛生面も気になるところでしょう。食事制限はしているものの、食中毒を起こしたとなっては洒落になりません。
腎臓病の宅配食は、国内工場において国産品の食材を調理しており、冷凍状態にて発送するので、極めて衛生的です。
美味しく食べられるだけではなく、安心・安全に食べられることも欠かせないポイントです。
腎臓病食事宅配のまとめ
腎臓病の食事制限を継続的に行っていくのであれば、自分の意思だけに頼ろうとするのは厳しいでしょう。
長年にわたる食事習慣を変えるのは非常に困難だからです。
腎臓病食には様々な制限があり、また体調に合わせた調理も必要となります。それらを一人で行ったり、家族に任せきりにしたりするのは、なかなか大変です。
負担をできるだけ軽くしつつ、味わい深い食事を楽しむためにも、宅配食サービスを利用するという道を検討されてみてはいかがでしょうか。